故郷から遠ざけられていた理由 1/2
つい先日、私は20歳の誕生日を迎えた。 故郷から程遠い大学に入った為、今は一人暮らしをしている。 友達と騒ぎ倒し、飲み倒し、気付けば爆睡していた。 その着信に気付いて目覚めると、窓から夕陽が差し込んでいた。 携帯電話の着信画面を見ると母からである。 珍しいな・・・と思いながら、その電話に出た。 スポンサーリンク 母からの急な用件とは 私「はい・・・もしもし・・・・・」...
View Article故郷から遠ざけられていた理由 2/2
前回までの話はこちら 父「この部落には池があるやろ。あれは昔はうちの祖先の池でな。今では維持とか無理やし県に寄贈したが。そこに石碑があるんや。その石碑ってのが『人柱』への感謝の石碑や」 父「あの池はなんか知らんけど、週に一人は男が足を掴まれたとかゆうて溺れてな。近所の神主さんに来てもらって見てもらうと『物の怪(もののけ)』が棲んでたんや。女のな」...
View Article実際にあった動物虐待による呪い
今からお話する事は、全て”実話”です。 私の同級生の父親が語った話なのですが、「怖いから聞いて」と言われ・・・。 その同級生の父親は警察官なのですが、警察という仕事柄、様々な事件を取り調べています。 しかし事件があっても、これまでは家族にもほとんど仕事については話した事が無かったそうですが、この『動物虐待の事件』は父親から口にしたそうです。 スポンサーリンク 動物たちの呪いも・・・...
View Article亡くなってしまった患者の日記
私の先輩が看護師として勤めている病院であったこと。 先輩のチームの受け持ち患者だった末期ガンの初老の女性が急変し、亡くなった。 社交的で明るく、ナースや同室の患者とも仲良くやっていた、感じの良い人だった。 身寄りの無い人だったので先輩が私物の整理をしていると、『一冊のメモ帳』が出てきた。...
View Articleサークル仲間と馬鹿騒ぎした翌日に
大学の同級生から久しぶりに忘年会の誘いがあって思い出した事がある。 大学3年の12月、サークルの連中と飲んでいた。 2次会が終わったところで、何人かが終電に間に合うようにと帰っていった。 俺は5人くらいの仲間と残り、朝まで安い居酒屋で時間を潰して始発で帰った。 次の日、家で爆睡していたら、昼過ぎに仲間の一人から電話がかかってきた。...
View Article母が夜中に打ち付けていたもの
俺が高校1年の時の話だ。 この頃にはもう両親の関係は冷え切っていて、そろそろ離婚かな?という感じの時期だった。 俺はと言えば、グレる気にもなれず、引き篭り気味の生活を送っていた。 授業が終わると、真っ直ぐ家に帰って自室に直行。 飯も自室で一人で食っていた。 そんなある日、とんでもない光景を見てしまった。 母が真夜中に、庭の立ち木に何かを打ち付けている。...
View Articleいじめられっ子が教室で首を吊った
もう随分と昔の事になるが、よそのクラスで起きた話。 そのクラスには、いじめられている女の子がいた。(以下、綾子※仮名) ブスではないけれど、ちょっと変わった子で、少し不潔気味だったからか、気が付いたらクラスの男子からいじめられていた。 そのうちいじめは他の学年まで広まり、綾子は上の学年の女子からいじめられたり、低学年の子にまで馬鹿にされ出した。...
View Article柳の木の下にいる白装束姿の女
それを初めて経験をしたのが4、5歳の頃。 もう30年以上前の話をしてみる。 父親は離婚の為いなくて、六畳一間のアパートに母親と二人暮しだった。 風呂が無く、毎晩近所の銭湯に行っていた。 いつも通る道には、その町ではわりと有名な大きな柳の木がある。 ある日の帰り、その木の根元に“白装束姿の女の人”が立っていた。...
View Article私もいつか姉と同じ死に方を選ぶつもりです
私の姉の話で、私自身が体験した出来事です。 私の姉は過食症でした。 高校二年の頃から、姉はよく食べるようになりました。 元々よく食べる方だったのですが、間食も増え、一回の食事の量は二人前は当たり前。 自発的に運動は少ししていたようですが食欲は増すばかりで、それまで標準体型だったのが三年の夏にはどうみても肥満体型に。...
View Article彼女からお金を奪って捨てた男に異変
これは、友人から聞いた奇妙な話。 友人の同僚で南野という営業マンがいた。※名前は仮名 南野は付き合っていた女性を騙して散々お金をむしり取った挙げ句、彼女を捨てたらしい。 それからしばらくした頃、南野に異変が起きた。 スポンサーリンク 因果応報。自業自得。 現金で売り上げると、会社に戻る前にその現金が減っているのだ。...
View Articleうちの母を恨む人は数知れず
これは、うちの母にまつわる話。 うちの母は最低最悪な人で、母を恨む人は数知れず。 私は子供心に、「色んな人から悪意を向けられているなあ」と感じていた。 極めつけは、パート仲間の母の知人が、「旅行へ行くのに服がないから貸してくれない?」と母に頼み、その借りた母の服を着て自殺した。...
View Articleイジメの仕返しにと思ってやったことが
これは20年ほど前、まだ僕が小学生の頃のこと。 当時、僕はクラスでイジメを受けていた。 今思えば、そこまで深刻ではなく、からかいの対象程度だったが、当時は凄く怖くて、そいつらが病気になって学校休んでくれないかな・・・とか、事故に遭ってくれないかな・・・とか、そういうことを毎日考えていた。 そんなある日、ふと思いついた。...
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